治療方針
ですから、しっかりした歯の治療をしないと、歯に詰めた充填物が直ぐに外れたりする事が多発します。 そして、小児の精神発達や心理的な要素も考えなければなりません。
都筑キッズデンタルランドの予防、治療の流れ
それがしっかり出来るようになってから治療開始になります。
(2週間以内に治療が開始できるようにするのが目安です)
※痛みや大きな虫歯の場合は、その限りではございません。
ラバーダムを用いての治療
小児の口の中は、大人とは違います!
何が問題になるかと言うと、まずは「湿気」。次は「唾液」なのです。
小児の口は当然ながら、大人より狭く口で呼吸している場合も多々あります。よって湿気は多いのです。
湿気が多いところと言えば…お風呂場があります。
つまり小児の口の中は、お風呂場に近い環境だと考えてください。そこで、想像をしてみましょう。
お風呂場の窓ガラスにセロハンテープを張ったらどうなるか?くっつかないか、直ぐに外れてしまうかですね。そうなのです。小児の治療で大事なのは、この湿気をコントロールする事なのです。
それは、「湿気や唾液」のコントロールもありますが、虫歯になった部分を取り残さないことが一番大切だからです。
お子様は動きます。落ち着いていられないのが、普通です。 それを大人と同じ方法で行う、つまりラバーダムをしないで治療をするとどうなるのでしょうか。治療する歯科医師自身、動くお子様に対して、普段とは違う精神状態で治療することになってしまい、虫歯の部分を大幅に取り残して充填してしまうのです。これでは、詰めたものがすぐにとれてしまいますよね。
マイクロスコープを使用しての小児歯科治療
敬友会の診療所では歯科医師、歯科衛生士がマイクロスコープを使って治療をするのが基本となっております。敬友会4つのクリニックで、23台のマイクロスコープがあります。これはメーカーのカールツァイスジャパンによると、国内最大との事。
そして、マイクロスコープ内蔵のビデオカメラで、実際の治療の様子を撮影・録画し、パソコンに取り込んでおります。
治療後の説明の際には、そのライブ映像をお見せすることができます。
小児の診療姿勢
小児の診療姿勢は大きく分けて3種類です。
- お子様一人での治療。
- 保護者の方が、お子様をお腹の上に抱っこしての治療。
- 抑制下治療(ネットで抑えての治療)
※治療に関しては、原則的に保護者は待合室でお待ち頂きます。(iPadでライブ画像は見られるように検討中です)
※抑制下治療は、保護者の同意と了承が必要となります。(同意書にサインが必要になります)